“古賀トロ部屋” BLOG版不定期な日記風コラム

東京都交響楽団に所属するトロンボーン奏者によるトロンボーン関連、その他モロモロ雑食系コラム

天草下島の北端にある苓北町は熊本空港から車で約3時間弱。1泊で帰って来るにはあまりにもったいない仕事の旅。ソニー音楽財団というところが力をいれている事業のひとつで、0歳児からの親子で楽しめるコンサート。今回はピアノと歌とトロンボーンの3名とスタッフの方2名の5人チームで苓北町へ乗り込んだ。

コンサートはホント子供も大人も喜んでもらえたみたいで、まあ苦労した甲斐があったというもの。

聞くところによると、良くある質問にゼロ歳児から音楽を聴かせて意味があるのか?というのがあるそうで、僕も正直今は成果の程は良く分からない。(もちろん客席には幼稚園くらいの子供さんも大勢いるんだけど)

しかしながら、家族の人達と楽しく聴いたコンサート、ライブ体験。大きくなって、こんなことがあったんだよと、話してもらえる機会でもあれば、それだけでも成功だったと言えるのかなあと、言う気はしてます。ライブの音楽の素晴らしさを、ご家族の皆さんにも少しでも感じてもらえたら、それで良かったかなと。

僕の役割は、とにかく喋りからなにからトロンボーン以外は全くの素人なので、歌とお話の稲村なおこさんと、ピアノの石岡久野さんのお二人に、進行のことでホント迷惑ばかりかけました。結局曲目紹介と、楽器の紹介が僕の役目(実はそこまで台本でセリフを少なくしてもらった(^^;))で、なんとか大失敗はせずに済んだものの、ホント、トークというものライブではとっても大事で、そのコンサートの印象も左右しちゃうんだなあと、難しさを痛感したのでありました。稲村さん、石岡さんはホントさすがに上手い。そこまで行くと演劇的な素養っていうか、ミュージカルのセンスみたいな事が、かなり必要なんだなあと思ってしまったのでした。

苓北町、漁業と農業の町だそうなんだけど、近くにはサンセットラインという夕日が大変美しいと言われる道路があって、地元の方も自慢にされていたんだけど、その場所はちょっと遠くて断念。町の人は夕日ならどこからでも見えますよと言うし。で、どうしようかなと迷って、ホテルの人に近所の灯台、展望台を教えてもらい、カメラをかついで夕焼けを撮ろうと待っていたんだけど、結果はまあ雲に阻まれてしまい、残念ながらまたの機会にということになってしまいました。

しかし、町の人が自慢するだけあって、いろんなところから水平線に沈む夕日を見ることができる町。ある地元スタッフの方によると、地元の人はそれぞれお気に入りの夕日スポットがあって、休日にはバーベキューしたり、ラジカセとビールだけで音楽を聴きながらぼーっと時間を過ごすそう。プライベートビーチで夕日を独り占め。しかしなんというぜいたくな過ごし方なんだろうねぇ。


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